|
組合(青年会)主催で、ジュニア野菜ソムリエ講座が開催されました。
今回の組合主催の講座は、@市場で受講できるA一般より2割程度安い受講料B修了試験合格者(組合員店舗の方)には御祝金(3万円)を贈呈、という特色があり、募集しましたところ仲卸店舗から23名、場外の青果関係者10名、合計33名が受講しました。
|
受講内容は
ベジフルコミュニケーション 2時間
野菜や果実に関する知識を、相手にわかりやすく伝えるためのコミュニケーション力。
青果物から得られる新しい発見に感動する力、そしてその感動を表現する力を養いま す。
ベジフル入門理論編 2時間
野菜の味を決める条件は、「品種、作型、栽培方法、鮮度」などですが、理論編では青 果物の生産から流通までの知識を身につけます。
ベジフル入門野菜編・果物編 4時間
野菜・果物の食べ比べを通して実施し、青果物のカルテを作成。
様々な条件による味の違いを見極める力を養成します。
ベジフルサイエンス 4時間
食べ物がどのように体に影響しているかという基本から、様々な野菜・果物がどのような 作用を持っているかを学びます。
また生活習慣病についての基礎知識を学び、野菜・果物の効用を確認します。
ベジフルクッカリー 2時間
野菜を使った料理のレパートリーを増やすためのスキルアップを目指します。
野菜料理を作る楽しさを再確認し、品種や作型などの違いに対応した料理コーディネー ション能力習得を目指します。
|
|
受講レポート
|
受講者は、日々仕事の中で青果と向き合う中央市場青果仲卸の言わば「野菜・果物のプロ」ですが、講座では栄養学や料理学、歴史、社会、文化、コミュニケーションなど、これまでの経験や知識とはかなり違う、様々な切り口から野菜と果物を勉強していきました。
実習は興味深く、講師の話もかなり手馴れて面白いのですが、座学(座って聞く)中心なので午後の長時間講義はかなり集中力が必要でした。
また「野菜」ソムリエ講座ですが、もともとの名前「ベジタブル&フルーツマイスター」の通り内容は「野菜と果物」の両方を対象としていますので、野菜店舗の人は果実のことで「?」があり、果実の店舗の人は野菜に「?」となって大変参考になりました。
|
|
受講者は店舗から仕事の為に受講した人や、12〜3万の費用を自費で出して個人のスキルアップの為に参加した人など、様々な人が参加されましたが、皆さん真剣に取り組んでおられました。
終了試験は500点満点、350点以上で合格です。
試験範囲は広く細かく、かなりハードルは高かったようで、市場のプロだからと安心している訳にはいかず、試験時間(2時間)一杯かかりました。
参加者は商品に特に意識せず日常的に接していますが、今回の受講でソムリエの資格の有る無しには関係なく、野菜も果実も奥深いものだと改めて実感いたしました。
一般の方(消費者、多くは女性)は食の安全安心は勿論のこと、野菜や果物に強い関心を持って様々な方法(ネットやソムリエ、書籍雑誌などの)で情報を収集して日々進化(深化)しています。
大層かもしれませんが我々青果仲卸は、生鮮青果物流通ネットワークのハブステーションとしての中央卸売市場、その更なる活性化の為にも今後より一層努力が必要ではないかと改めて考えさせられました。
大阪本場青果卸売協同組合 理事 鈴木幸夫
|