大阪本場青果卸売協同組合
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3ヵ月ごとの季節の美味しさ真っ盛りマップ

10月 〜 12月編

果物 野菜

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野菜

大根

皆さんもご存知のとおり、これからの季節が旬の大根。
入荷先は、10月は石川県や福井県、11月にはそれに岐阜県が加わります。12月は和歌山県と徳島県からの入荷となります。
大根の美味しい季節に、簡単な大根の一夜漬けを作ってみてはいかがですか。
1.大根を短冊状に切ります。
2.塩・化学調味料を、短冊状にきった大根にふりかけ、半日おきます。
  ※大根の葉っぱもみじん切りにして同じようにつけます。
これで出来上がり!大根のシャキシャキした食感がたまりません。醤油や七味唐辛子をかけてお茶漬けにしても美味しいですよ。

辛味大根

京の伝統野菜。
大昔は、11月11日の北区の今宮神社の祭礼の時の供物用に栽培されていました。
最初は、帰宅鷹ヶ峯近くの原谷で作られていたので、原谷大根と呼ばれていましたが300年ほど前、元禄1688年頃に鷹ヶ峯に植えられはじめ、鷹ヶ峯大根とも呼ばれるようになったようです。
小かぶに似ていて硬く、肉質はデンプン質で緻密。根部に強い辛味があるのが特徴。その名のとおり辛いのですが、わさびとはまた違った独特の味と刺激があります。水分が少ないためおろしてもサラサラしていて、そばつゆが薄まらないとのことで、最近ではそばの薬味として需要が高まっています。

青味大根

150年ほど前に、現西ノ京のあたりで、絶滅した郡(こおり)大根の変種として作り出されました。
長さ12〜15cm、直径1〜1.5cmぐらいで、郡大根に似て根が曲がりくねっており、地表に出ている部分は緑色で下方は白い色をしています。
特殊な形が珍重され、重大な儀式のときや天皇行幸に際して、郡大根とともに献上されていました。一般家庭では、冬の祝儀用に用いられていたようですがあまり需要がなく、今日では、漬物や料亭、旅館、ホテルなどの宴席で供されることが多いようです。

銀杏

10月〜11月頃が食べ頃の銀杏。
大阪御堂筋の銀杏並木にもたくさんの実がつきますが、イチョウの木には雄と雌があり、実は雌にしかできません。
このイチョウですが、産地は中国なのです。イチョウという木は、なんと1億5000年以上の最古からあり、「生きた化石」とも呼ばれています。火に強いという特性から、江戸では火事の時の避難場所の神社には必ず植えられていたそうです。
その名残で現在でも東京にはイチョウの木が多く、東京都のマークにもなっています。
銀杏は、ビタミンCやカロチンが豊富で、活性酸素から身体を守り、免疫力を高めたり肌の老化を防ぐ効果があります。また、カリウムも多く含んでおり、身体の水分代謝を調節してムクミを解消したり、取りすぎた塩分を排出してくれることから、高血圧の改善にも役立ちます。
銀杏は、炒ってそのまま食べるほかに、茶碗蒸しやがんもどきの具などに使われます。

零余子(むかご)

ぬかごや、いもご、いもしかご、ばちかご、肉芽(にくが)、珠芽(しゅが)など、多くの呼び名を持つ零余子。
秋から冬にかかる頃、自然イモや長イモの葉の付け根にできる小指の頭ほどの球芽がむかごです。これは茎に養分がたまって、イモと同じ成分が形成されるもので、秋も深くなると自然に地面に落ちます。この小さな粒のひとつひとつに山芋の香りとコクが凝縮されています。噛んで外側の皮をプスッと破ると中はトロッとしていて、上品な中身がでてきます。
むかごは、御飯に炊き込んでむかご御飯にしたり、塩茹でやから揚げにして酒の肴として食べても美味しいです。また乾燥させたむかごの粉は、くずや片栗粉よりも粘りが強くなります。

アケビ

熟した実が開くことから「明け実」。それがなまってアケビと名付けられました。
別名に、アケウベ、アケビカズラなどがあり、漢字では「通草」と書きます。
アケビのツルを輪切りにして乾燥させたものを「木通(もっくう)」といい、利尿剤や腎臓炎などの漢方薬として用います。また、アケビの実は、乾燥させて、腎臓炎、脚気や脳卒中の予防薬として用いられます。
果実は生食することが多く、果皮は苦味と芳香があり、油で炒めてから、味噌や砂糖で調味します。てんぷらにされることもあります。葉や若芽は、和え物に最適です。

紅アズマ

千葉県や埼玉県で主に生産され、皮が華やかな紅色で、中身が黄色。甘味が強くホクホクとしていて繊維質が少なく、関東地方で人気があります。また、お菓子などの加工用としても使われています。
細長いものが多く、長さは15cm程度。

高系14号

紅アズマと並ぶ主要品種でずんぐりとしており、西日本で人気があります。皮は赤褐色。甘味が強く繊維質が少なく、7月から出回ります。
1945年に高知県で育成。鳴門金時や土佐紅、紅ことぶきなども仲間です。

黄金千甘

皮は淡い茶褐色で中身はごく薄い黄色です。鹿児島など南九州で栽培されていて、皮が薄くてホクホクとした食感です。
デンプン採取用や焼酎の原料になります。

パープルスイートロード

アントシアニン豊富な野菜として7〜8年ほど前から人気がでてきた紫イモの品種で、キレイな色の肉質を活かして、惣菜だけでなく洋菓子、和菓子にも活躍し、今流行のスイーツの食材として、秋のデパ地下でも目立った旬の味覚となっています。
外見は普通のさつまいもですが、切ると中はスミレ色という特徴の紫イモは栄養的にも非常に優れた野菜で、紫色素のアントシアニンは強い抗酸化作用を持つポリフェノールの一種で、老化を遅らせたり肝機能向上、血圧上昇を抑える力などがあることもわかってきました。また、ヤラピン(切り口から染み出る白い液体)や食物繊維は便秘予防に、カリウムは高血圧予防に効果があります。

洋人参

根を食べる野菜の中で、カロテン含有量がトップクラスの緑黄色野菜です。ガンに効果があると話題のベータカロチンも豊富です。
オレンジ色素の元のカロテンは体内でビタミンAに変わりますが、人参を約50g食べれば、成人が1日に必要とする量のビタミンAを摂取できます。
カロテンという言葉も、英語のキャロットに由来してるんですよ。
人参は油との相性がよく、しかもカロテンは油と馴染むので、バターや油と一緒に調理すると、カロテンの吸収利用が促進されます。きんぴらや精進揚げなどは、ぴったりな料理法だったんですね。

果物

ネーブルオレンジ

ブラジル原産のオレンジです。
オレンジの枝変わり(*1)から生まれ、果頂部にネーブル(へそ)状のくぼみががあるのでこのように名づけられました。香りが良く美味です。
19世紀後半に2本の苗木が南カリフォルニアの気候の中で甘くて形も美しい種なしオレンジを実らせ、ワシントン・ネーブルと呼ばれてアメリカ全土に広まりました。
明治22年(1889年)にこのワシントン・ネーブルが我が国へ移植され、各地で栽培されるようになったのです。
今では毎年の日本の冬には欠かせない香りと甘味の果物となっています。
大阪本場には、国内では11月〜4月頃の間、和歌山、広島、香川などから、海外からは4月〜11月頃に、南アフリカ、オーストラリア、チリなどから入荷しています。
*1 植物体の一部の枝のみが他と異なる遺伝形質を示す現象。芽の始原細胞における体細胞遺伝子の突然変異によって起こる。

レモン

「太陽の光を浴びてビタミンCが一杯!」のレモンですが、実は寒い印象のあるヒマラヤ地方が原産地。
シルクロードを通ってローマ帝国に入り、十字軍と共に地中海からヨーロッパに入りました。壊血病の予防に良いらしいと大航海時代の船乗りが愛好したのです。
アメリカ大陸にはコロンブスが持ち込みました。
日本には、明治の初めに湯治の外国人が宿屋の庭に植えたのが最初だとか。
瀬戸内の温暖な島々でとれる国内種は、上品でまろやかな仕上がり。晩秋に一回だけ収穫できるので、俳句では、レモンの季語は秋になっているんですよ。
現在、レモンは殆ど輸入物で、大阪本場には、ほぼ一年を通じてアメリカ(殆どカリフォルニア州のサンキスト出荷組合)から入荷します。また夏場にはチリや南アフリカからも入ってきます。
レモンはビタミンCの含有量が、かんきつ類中一番多く、その酸味は美肌作りに効果のあるクエン酸です。クエン酸は乳酸を分解して疲労回復にも効果があります。
はちみつレモン、作り方はいたって簡単!
レモンの薄切りをビンかお皿に入れて、ハチミツを掛けて一晩寝かすだけ。そのまま食べるのも良し。冷たい水やお湯で割るのも良し。アイスクリームやヨーグルトに添えるのも良し。常備しておくと便利ですよ。

グレープフルーツ

ホワイトマーシュ種とルビーレッド種があります。
日本でメジャーなのは、ホワイトマーシュ種。果肉が明るい黄色で爽やかな風味が特徴です。ルビーレッド種は、果肉が薄桃色。
グレープフルーツに含まれるビタミンPは、風邪の予防に効果抜群!
半分で、1日に必要なビタミンCの約1/3を摂取することができます。
原産地は原産地は西インド諸島のバルバドス島で、18世紀前半に発見されたと言われ、グレープフルーツの名前は、大きな実がぶどうのように房になって生るところから来ています。グレープフルーツは、ほぼ100%輸入で、約8割がアメリカです。アメリカでは、ガンや三大成人病の予防に効果があると言われ始めた90年代後半から消費量が増加しています。

スウィーティー

ポメロとグレープフルーツの交配種。
イスラエルで栽培されています。
皮が剥き易く甘味と香りが強いので最近人気が出てきました。
大阪本場にも11月〜2月頃にかけて入荷します。

 

温州みかん

冬にコタツにあたって食べるおなじみの温州みかんです。
かしこまって言うと
: 植物界 Plantae
門: モクレン門 Magnoliophyta
綱: モクレン綱 Magnoliopsida
目: ミカン目 Rutales
科: ミカン科 Rutaceae
属: キトルス属 Citrus
種: unshiu
となります。
欧米では「Satsuma」「Satsuma Orange」「Satsuma Mandarin」と呼ばれます。
「温州」は中国浙江省のミカンの名産地ですが、直接関係はなく、中国から
持ってきたみかんの種を植えたというつながりだけのようです。その植えた場所は、鹿児島県長島付近。土地に馴染んで甘くて薫り高い実をたくさんつけたんだそうです。それが始まり。
大阪本場に入る温州みかんは、和歌山産が一番量が多く、昨年は9月に215t入荷し、10月は一気に1600t、11月2500tと増え、12月には4500tを市場へ送り出しました。量の順では、和歌山の次に、熊本県産、愛媛県産、三重県産、徳島県産が続き、各々美味しいものばかりです。

金柑

原産地は中国です。
鎌倉時代末か室町時代初期頃、日本にやってきました。和歌山県、高知県、宮崎県、鹿児島県など、暖地で栽培が盛んに行われています。
金色の柑橘から「キンカン」と命名されました。
ミカンとは、こんなところが違います。
・実が小さい。
・子房の室数が少ない。
・葉脈が不明瞭。
・葉に精油を含む。
また、ミカンは皮を捨てて果汁を食べますが、キンカンは皮つきのままシロップやマーマレードに使われます。又のどに良く効くということで、薬用酒や、薬用にも使われていることはみなさんもご存知なのではないでしょうか。

土佐文旦

名前のとおり、高知県土佐の名産品です。
女性に人気のある土佐文旦。
かんきつ類の中では最大級の大きさで、皮がかなり厚く、果肉は小さめです。
南国高知の陽光を一杯に浴びた土佐文旦は、甘さと酸味が微妙に入り混じった複雑な味で、何とも言えない独特の風味を持っています。
九州では、同種のものをザボンと呼んでいます。
大阪本場には、11月頃から入荷が始まり、1月と2月をピークに春まで入荷します。

デコポン

デコポンは昭和47年に、清見とポンカンを交配して育成された品種です。
正式名は「不知火」ですが、デコポンという名はボッコリした果形と片親のポンカンに因みネーミングされたものです。
「不知火」とは、熊本県の地名。不知火農協が数多くの試作品種の中から、完熟すると抜群においしいこのデコポンをつきとめたのです。その後、様々な研究を重ね、栽培法を築きあげたのです。
デコポンは見た目はとっつきにくいですが、果実は卵形で大きく、糖度も13〜15度と高く、濃厚な風味と程よい酸味で徐々にファンも増え、そのユーモラスなネーミングと共に消費も増加する一方です。
デコポンは寒さに大変弱く、特に熊本県や鹿児島県で多く栽培されています。
全国では約2,800ヘクタール、2万t生産されており、近年兵庫県や淡路島で若干栽培されています。
大阪本場には、12月が走りで、1月にいきなりピークになり、春先まで入荷が続きます。

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