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知っているようで知らない隣国、韓国のお正月はどんな感じなのでしょう?
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●韓国の干支「亥」は「ブタ」 |
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韓国でも十二支を言う習慣があり、2005年はもちろん酉年。ちなみに韓国の十二支、「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」と並びも日本と同じですが、「亥」は日本で「いのしし」を表すのに対し、韓国では「ブタ」になるところがちょっと違うところです
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●韓国のお正月は2回 「新正」と「ソルラル」 |
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韓国は、西暦と旧暦の2本立てです。
日常生活は日本と同じカレンダーですが、伝統的な行事や誕生日は「陰暦」が元になります。書類に誕生日欄があると「陽暦」か「陰暦」を選択して書きこむことが多いようです。
日本でも、西暦と和暦(昭和・平成)を選択ということがあり
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ますが、西暦と和暦の月日は一致していますから、韓国とは全く違います。 |
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●西暦の元旦「新正」 |
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西暦1月1日は、「新正」と呼び、年が変わるというだけの普通の祝日です。
韓国では2日からはもう仕事始めです。
新正の大晦日には除夜の鐘を聞いて、初日の出を見に行く人が多いようです。
そのため東海岸は毎年100万人以上の人出で賑わいます。
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●除夜の鐘は33回 |
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韓国のお寺は山にあるものなので、町では公園で除夜の鐘を聞きます。
大晦日の夜はカウントダウンや花火などのイベントがあり、おでんなどの暖かい食べ物の屋台が並びます。
除夜の鐘は、日本と違って33回です。33というのは、仏教において観世音菩薩が衆生済度のために33に分身したことに由来するそうです。
生死吉凶を越えた33の世界に国泰民安を願うといった意味があるそうです。
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●陰暦のお正月「ソルラル」 |
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中国の春節と同じで来年は1月29日です。3日間休日になります。
(土日と繋がると5連休にも)
ソルラルは「新しい年を迎え、人間のあらゆる言動を慎まなければならない」という神聖な意味が込められているそうです。
この日は会社もお店も全て休みです。
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●帰省ラッシュ |
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韓国の人口の1/4がソウルに住んでいますが、その人たちの多くが田舎に帰省しますので、日本以上に民族大移動です。
車が進まないは当たり前で、高速道路で焼肉を食べるなんてこともあるそうです。
余程のことがない限り帰省するのは儒教思想の影響でしょうか。祖先の霊を祭り、目上を敬うことが目的のようです。
元旦の朝「祭祀(チェサ)」という法事を行って新しい一年を無事に過ごせるように祈り、目上の人に「歳拝(セベ)」という新年の挨拶をおこないます。
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●お正月 の来由 |
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お正月は一年が始まる初日で名節中の名節です。
お正月という言葉は、「サリンダ」、「サガンダ」から来た言葉で「気を付ける」という意味だそうです。また「ソブダ」という言葉で「悲しい」という意味とも言います。
つまりお正月と言うのは、ただ嬉しい日と言うより、一年が始まるという意味ですべての事に控え目で、第一歩を踏み出す非常に意味深い名節でなのです。
それで韓国の人達はお正月を「慎日:慎む日」と言って、この日には外に出かけることを慎んで家で過ごしながら、一年の間無事に過せるよう神さまに祈って来ました。
特に正月最初の辰日(竜の日)には、適量の雨が降るよう祈って、午日(末日)には農業を使われる馬が一年の間、無事であることを祈り、子日(鼠の日)と亥日(豚の日)には鼠と豚が穀物を害する事がないよう祈ったといいます。
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●「ソルラル(元旦)」の朝 |
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韓国では、元旦の朝、民族衣装を着て、法事(チェサ)を行います。
それからお正月の挨拶(セベ)をして、子供達に「セベットン」と呼ばれるお年玉が配られます。
金額は50,000ウォンから100,000ウォン(およそ5,000円から10,000円)というから日本と相場はだいたい一緒らしいです。
少ないと「ケチ」といつまでも言われることがあるそうです。(体面をも大事にする韓国社会ならではでしょうか)
先祖をまつる「茶礼(チャレ)」を行ってから「トックッ(お雑煮のような料理)」を食べます。
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●おせち料理 |
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食べ物は日本のように重箱に入れたおせちではなく、煎(ジョン)と呼ばれる焼き物を中心にたくさんのおかずを食卓に並べるのですが、お雑煮にあたるものは「トックク」といい、日本のお餅よりはやや白玉に近い感じの韓国のお餅「トック」を入れたお吸い物で、
「これを食べるとひとつ年をとる」といわれる定番の一品です。
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このトックを食べてから先祖のお墓参りをするのが習わしで、韓国のお正月は親戚一同が集まって「祭祀」をするためにあるようなものです。
お休み気分の日本のお正月とは大違い(勿論日本にも伝統に則った厳粛な凛々しいお正月も多々残っていますが)の韓国の正月ですが、近年では若い人たちは外に遊びに出かけてしまうなど、少しづつ風習は変わりつつあるようです。
主婦やお嫁さんはこの行事の準備と大量の来客の世話で大変なようです。 |
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●様々な遊び |
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ソルラルにまつわる風物詩は多く、凧揚げでは「送厄迎福」と書いて凧を高〜く揚げ、糸巻きの糸が全てなくなったら糸を切って、一年の無病息災を願います。
日本のすごろくにあたる「ユンノリ」という韓国式すごろくも奥深いルールがあって町内で盛り上がったりします。
「ノルティギ」は女の子の遊び。シーソーのようなものでジャンプして、塀越しにカッコいい男の子を見るためだとか言われますが、お正月にノルティギをすると一年間トゲに刺さらないなどといった迷信もあります。
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●ソルラルとチュソク |
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韓国では大きな年中行事というべきものが2つります。
ひとつが日本の旧正月にあたるこのソルラルです。
もうひとつが日本のお盆にあたるチュソク(秋夕)で、どちらも旧暦をもとに日にちが決められます。2005年はソルラルが2月9日、チュソクが9月18日で、前後の日も休日になり、この日に旅行に行くと、多くのお店や食堂が閉まっていたりするから気をつけましょう。
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●チュソク |
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一方、チュソクは先祖の墓参りをし、祈りをささげる儀式を行う日です。
皆がいっせいに故郷に帰るために、この日の前後もひどい交通渋滞となります。最近ではこの渋滞を避けるために前もってお墓参りを済ませ、自宅でのお祈りだけを当日行う家もあるとか。
お供え物と一緒に作られるソンピョン(松餅)は、見た目はよもぎ餅に似たお菓子で、松の葉の香りが香ばしいチュソクの名物です。
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●サンタハラボジ |
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他に年中行事といえばクリスマスが挙げられます。
韓国のクリスマスは祝日になっていて、儒教の国とはいえ一般的な行事として受け入れられています。ケーキを食べる習慣はなのですが、サンタハラボジ(サンタおじいさん)によるプレゼントはしっかり健在です。
ちなみにクリスマスと並んで釈迦の誕生日も祝日となっています。
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ソウルナビhttp://www.seoulnavi.com/index.html
様の写真を使わせていただきました。 ありがとうございました。 |
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