大阪本場青果卸売協同組合
ホームへ 今月の旬便りへ なにわの野菜塾へ 目指せベジフルさんへ 協子さんの知っ得ノートへ


今月の旬便り 今月は桃

桃は中国生まれ

桃はバラ科の落葉性小高木で、中国黄河上流の高原地帯が原産地。
日本には、弥生時代に伝わり、江戸時代までには広く各地で栽培されるようになりました。
また、桃は、西遊記に不老不死の仙果として登場もしています。

桃の旬って?

夏です。7月頃から美味しい季節に入ります。
一般に桃が本当に美味しいのは、8月になってからと言われていますが、桃の種類によって美味しさの時期はさまざま。瑞々しい早桃も、9月頃の晩生種も、見逃せません!

戦国武将と桃

あるとき、織田信長は、徳川家康に取れたての桃を一籠、贈りました。
季節はずれの11月のこと。
11月の桃なんて珍しい。家臣たちは喜びました。
ところが家康は、観賞用の1個を残して、残り全部を家臣たちに分け与えてしまいました。
「尋常でないものには、尋常でない事が備わっているかもしれない。」家康はそう考えたのです。
常日頃から用心深く、今でいう健康オタクだった家康は、季節はずれの桃に"用心"したのでした。
このことを聞いた武田信玄は、「家康、天下を狙うか」ともらしたとか。日常の些細な用心深さ。ここに信玄は、家康の天下取りへの意志をみたようです。
信長が贈り、家康が食さず、信玄が評した桃のお話。

桃の栄養

桃の主成分は、ショ糖を主とする加糖です。
ビタミンAに変わるカロテンや、水溶性ペクチン、ポリフェノール、ソルビトールなどが含まれています。

水溶性ペクチン

血液中のコレステロールの上昇を押さえる働きがあります。
またペクチンは胃腸に負担をかけずに整腸作用を行ないます。

ポリフェノール

活性酸素と戦う抗酸化物質。
活性酸素とは、動脈硬化・老人性痴呆症・脳梗塞・リウマチ性疾患・
心筋梗塞・痛風・糖尿病・ガンなどの病気の原因となる物質です。

桃の仲間

白桃:

中国の水蜜を改良、岡山県で生まれた日本独自の桃。
関西は無袋栽培が中心のため、色が白く上品でなめらかです。
関東は有機栽培のため、甘味がさらにプラスされます。
浅間白桃・・・山梨県の桃で、大きな果実で甘味が多く、優れた品質。
清水白桃・・・岡山の桃として有名。柔らかくてジューシー。
川中島白桃・・・糖度13%前後。晩生(9月上旬)で、色、味、大きさともに備わっています。

白凰:

「白桃」と「橘早生」の交配品種。
糖度12%前後。
現在の主流はコレ。1933年に神奈川県で発表されました。
柔らかくてジューシーです。今では全国各地で栽培されています。

蟠桃:

中国原産。孫悟空が「西遊記」の中で、つまみ食いをしたのは
コレらしい!?

桜桃:

主に加工用や缶詰用に使われています。

黄金桃:

長野市で発見された偶発品種。
糖度は13〜14%。
9月下旬に収穫します。名前の通り、黄色い地に紅色が着色します。果肉は、淡い黄色で、過度な酸味と濃厚な味。
味に独特の魅力があり、ファンが増えてきています。

あかつき:

「白桃」と「白凰」の交配品種。
糖度は13%前後。
8月中旬に収穫します。濃い紅色で大玉。
甘くて繊細でジューシーな逸品。

冷やし過ぎはダメ!

桃はとってもデリケート。指だけで持たず、手のひらで包み込むように持って下さい。
保存するときは、直射日光や風の当らない冷暗所においておきましょう。
桃は冷やしすぎると甘味が落ちてしまうことがあります。
食べる直前に、冷蔵庫か氷水で30分〜1時間程度冷やすと、美味しく召し上がっていただけます。
また、桃は、軸のついていた頭部分が一番甘く、中心に近くなるほど甘味が薄くなるので、縦切りにすると、美味しい果肉を公平に分けることができますよ。

3ヶ月ごとの季節の美味しさ真っ盛りマップ<7〜9月>へ  3ヶ月ごとの季節の美味しさ真っ盛りマップ<10〜12月>へ

組合概要・沿革

理事長からのメッセージ

お問い合わせ

サイトマップ

大阪本場青果卸売協同組合 copyright(C) 2004 OSAKA HONJOU SEIKA KYODOKUMIAI .All Rights Reserved.