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" なす " か " なすび " か |
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天保勝宝2年(750年)に、ナスが献上されたとの記録が残っています。ここでの記載は「奈良比(なすび)」となっています。そしてその後の平安時代の文献でも、ナスは「なすび」。どうやら、もともとナスは
“ なすび ” と呼ばれていたようです。
ちなみになすびの語源は、夏にとれる野菜「夏の実」が変化した、という説が一番有力です。
しかし、“ なすび ”
が正式名称かというとそうでもなく、この時代以後は、宮中の女房言葉であった
“ なす
”が一般化されています。呼び方としてはやはりどちらも正解のようです。
英語では eggplant エッグプラント(卵の木)というかわいらしい名前がつけられているんですよ。 |
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● 色つやよく料理しましょう! |
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ナスと油の関係は抜群。油を吸っても油っぽくならないのは、ナスの優れた特性です。
でも、調理したら、せっかくの美しい紫紺色が台無しに。そんな経験をしたこと、ありませんか?
そんなときは、予めナスを油で揚げておけば、より色つやや風味が良くなります。
また、油を使いたくない時は、調理の前にアク抜きをお忘れなく。皮に切れ目を入れて酢水や食塩水につけておくと、アクの成分であるシュウ酸カルシウムが溶け出すので、色つやを失うことなくいただく事ができますよ。 |
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● ガン予防、老化予防に大活躍! |
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水分が93%を占め、栄養素に乏しいナスですが、健康面では多くの効果があります。
鮮やかな紫色はポリフェノールの一種で、「ナスニン」という色素。このナスニンが、悪玉コレステロール値を下げて動脈硬化を予防してくれます。また、発ガンを抑制する働きがあり、老化予防にも効果があるとされています。 |
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● こんなナスを選んでね |
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紫色が強く、つやがよく、皮に張りがあるもの、また、ヘタのトゲが強く、とがっていて痛いくらいのが新鮮で美味しいです。
ヘタの切り口から水分が蒸発していくので1個ずつラップで包み、冷暗所か冷蔵庫の野菜室に入れます。あまり保存のきく野菜ではありませんから、できるだけ早めに使い切るようにしましょう。
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● ナスが賄賂に!? |
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初夢で「一富士、二鷹、三茄子」と言う決まり文句がありますが、昔ナスは縁起のよいものとされていました。この3つの組み合わせはいずれも高いもの、あこがれの象徴だったようです。
昔はナスといえば誰もがうらやむ贅沢品だったのです。江戸時代には、初物のナスは、賄賂にも使われていたそうですよ。
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● 秋ナスは嫁に食わすな |
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「秋ナスは嫁に食わすな」ということわざがあります。これには様々な解釈があります。
「美味しいナスを嫁に食べさせるのはもったいない」
「ナスは身体を冷やすから、大事な嫁に食べさせるな」
「ナスは種が少ないので、子種(子供)ができなくなるから食べさせるな」
いったいどれが真相なのかはわかりません、、、
…いずれにしても、秋ナスが美味しいというのに、間違いはないようです。
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● ナスの仲間 |
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丸形:
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かつては全国的に作られていましたが、近年では京都、山形などに残っているだけとなりました。京都の「賀茂なす」、山形の「民田なす」、新潟の「魚沼巾着」などが有名です。
味噌漬や揚げ物、煮物に適しています。 |
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長形:
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関西地方で人気のあるナスで、20〜25cm程の長さがあります。
皮は固めですが、身は柔らかく、煮物や漬物に適しています。
多田長、津田長、仙台長、南部長、河辺長が有名です。 |
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大長形:
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九州地方に多く、耐暑性、耐乾性に優れています。
40cm以上にもなる大きなナス。
久留米長、長崎長、博多長など。 |
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米ナス:
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ころっとしたかわいい形。
アメリカ産のブラックビューティーを日本で改良した品種。
へたが緑色で種が少なく、果肉がしまっています。
調理しても煮崩れしにくい特徴があり、詰め物やワイン煮に最適です。
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小ナス:
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重さ10g〜20g程度の丸型ナス。
多くの在来品種があり、からし漬けなどに用いられます。
卵形とひと口ナスがあり、卵形は山形の「氏田ナス」「出羽ナス」など主に辛子漬けに用いられます。
ひと口ナスは、別名茶せんナスと言われ、茶せんにして揚げたり煮たりします。 |
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水なす:
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水分が多いので、浅漬けに用いられます。
詳しくは、8月の『なにわの野菜塾』をご覧下さい。 |
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