大阪本場青果卸売協同組合
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今月の旬便り 今月は柚子

柚子といえば、香り!

柚子(Citrus junos)は、ミカン科の常緑植物ですが、みかんより小さめの果実をつけます。
みかんより小さいですが、柚子の実の放つ香りは独特です。
蜜柑やレモン、橙もとてもよい香りがしますが、柚子の放つ芳香の清烈さにはかないません。
鍋物のときの香りづけや、大根の味噌汁にパッと散らしたり
、焼き魚に散らしたり、というような使い方をされます。
また、柚子味噌や柚子胡椒などに加工されて一年中香りを楽しめます。
実は、マーマレードも柚子の果皮で作ります。
つまり、香りをいただくのが柚子なのです。
大分のカボスや徳島のスダチもありますが、柚子は寒さに強く青森県を北限に日本中どこでも栽培されていて、冬至の柚子湯などでよりポピュラーです。
そのためか全国各地に柚子の里があるんですよ。

柚子でこの冬を乗り切る!

柚子は健康にとてもよい成分がいっぱいです。
例えば、ビタミンCは、みかんの約3倍も含まれています。
抗酸化作用や活性酸素の消去、コレステロール低下、抗ウイルス作用、抗ガン作用もあります。 

有機酸類は、疲労回復、肩こり、筋肉痛の予防、胸やけ、胃痛の解消、肝臓の働きも円滑にします。
ビタミンPは、血圧低下、脳卒中や心筋梗塞の発作予防。
シトラール、リモネンは、柑橘類の香りのもとである精油成分。
血行促進や新陳代謝促進を助ける働きをします。
リモニン、ノミリンは、柚子特有の精油成分です。
抗腫瘍作用、鎮痛作用、抗炎症作用、殺菌作用があります。 
ペクチン質は、柚子の種に多く含まれており、血糖上昇の予防、コレステロール値のコントロールをします。
また、ビタミンCとの相乗効果で血行も良くしてくれる優れもの。
小じわを防ぎ、シミ、ソバカスを薄くする効果もあるんですよ。

柚子のススメ

冬至の柚子湯は、薬湯の定番です。
柚子湯には体が温まる効果があり、他にも血行促進効果や、冷え症や神経痛、腰痛などをやわらげたりします。蜜柑湯と同様、果皮に含まれるクエン酸やビタミンCにより、美肌効果もあります。
果実は他にも、発汗、解熱、疲労回復によいとされて薬用に用いますが、それだけではなく、アロマテラピーのように心がゆったりとほぐれるような感じがします。すっかりリラックスして、気持ちよく入浴できますから、きっと精神的にもいいに違いありません。

<柚子湯の入り方>
柚子の果実5〜6個を半分か輪切りにして、そのまま湯に浮かべます。
または、やや大きめのボウルに果実を入れ、1升分の熱湯を注いで20分ほど蒸らします。 
冷めたら柚子を袋に入れて浴槽に絞り入れます。
布袋はそのまま湯に浮かべます。  

柚子湯の呪文?

「一陽来復」(いちようらいふく)という言葉を唱えながら柚子湯に入ると、運がよくなるんだそうです
一陽来復とは、悪いことばかりが続いたあと、これからはようやく好運に向かうんだよ、という意味があるそうですので、今年あまりよいことがなかった人は、「いちようらいふく、いちようらいふく」と唱えながら入ってみてはいかがでしょうか。
 

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