大阪本場青果卸売協同組合
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今月の旬便り 紀の国 豆王国 和歌山




黒潮流れる温暖な気候に恵まれた和歌山、
豆栽培が盛んな豆王国です。
うすいえんどうは、和歌山が本場で生産量は日本一、
粒が大きく、甘みが有り、ホクホクした食感が特徴です。

● 和歌山のえんどう豆 

 きぬさやえんどう 

和歌山のキヌサヤは2つずつ、つながっているからアベックサヤの愛称があります。
輸入品との区別ができるようアピールしています。

○食べ方:バター妙め・玉子とじ・中華料理
      さやえんどうのバターグラッセ →  レシピ 


 うすいえんどう 

日本へは中国を経て伝来しました。

○食べ方:豆ご飯・煮物・玉子とじ・妙めものに
       お料理の美しい彩りに。


 オランダえんどう 

カナダで生まれ、和歌山で育ちました。やわらかい大きなサヤと栄養たっぷりのグリーンが大好評です。

○食べ方:バター妙めや揚げ物・中華料理・鍋料理と幅広く使えます。


 インゲン豆 

原産地は熱帯の中央アフリカ。日本へは中国の隠元禅師が伝えました。
ビタミンB1、B2が多く含まれます。

○食べ方:揚げ物・あえ物、妙め物など幅広く利用できます。

さやえんどうの日、うすいえんどうの日が、日本記念日協会で認定されました。

JAグループわかやまでは、豆類消費拡大対策事業の一環として日本記念日協会に「さやえんどうの日」と「うすいえんどうの日」を登録申請し、2005年12月5日に 認定されました。

3月8日 さやえんどうの日

由来:和歌山県では3月にハウスのさやえんどうが最盛期となることと、3月8日で「さや」の語呂あわせからこの日に。収穫の恵みを喜び、消費者に和歌山県のおいしいさやえんどうをPRするのが目的。


5月4日 うすいえんどうの日

由来:日付は収穫期がピークとなる、5月のゴールデンウイークの頃で、本年から「みどりの日」となるこの日を、うすいえんどうのさわやかな緑と重ね合わせたものです。

平成18年5月4日、JAグループ和歌山では、うすいえんどうをもっと理解してもらおうと 和歌山マリーナシティでうすいえんどうフェスタを開きました。当日は、ゴールデンウィーク中で天候にも恵まれ、 会場ブースは大盛況になりました。

   果樹王国JA和歌山県農  http://www.wk-kennoh.or.jp/ 

● うすいえんどうのまめ知識 

 えんどうの原産地は? 

えんどうの原産地は、旧ソ連のカフカス地方の南から西アジアといわれ、古代ギリシャ、ローマ時代から栽培されていた、最古の豆です。
当時は穀物として、豆を乾燥させて利用していましたが、13世紀に入り、フランスで若さや用の品種が分化し、さらに16世紀には青い豆を利用する品種、つまり、グリーンピースも 普及しました。新大陸発見のころアメリカに渡ったえんどうは、たちまち一大農産物のひとつとなり、缶詰や冷凍技術もアメリカで発展しました。


 いつごろ日本へ来たのか? 

日本へは中国から7〜8世紀に穀物として伝えられましたが、えんどうとして栽培され始め たのは、江戸時代でヨーロッパから持ち込まれました。その後アメリカからいろいろな品種が導入されました。


 うすいから紀州うすいへの移行 

碓井(うすい)は、明治時代にアメリカから大阪府に導入されたようです。和歌山県に導入 されたのは、昭和3年頃に日高郡切目村のスイカ栽培農家で栽培が始まりました。
昭和52年に、県試験場で早生・多収・耐病性のある品質の良い『きしゅううすい』が育種されました。


 うすいえんどう 

黒潮流れる温暖な気候に恵まれた和歌山。「うすいえんどう」をはじめ「キヌサヤえんどう」「オランダえんどう」などの栽培が盛んな『豆産地』です。
なかでも、「うすいえんどう」は和歌山が木場で生産量は日本一。粒が大きく、甘味がありホクホクした食感が特徴です。

「えんどう」の原産地は、中央アジアから中東のあたりで、この地域から東西に伝播、やがて日本に導入されました。
「うすいえんどう」としては明治時代になってアメリカから導入され、それ以後、和歌山県にも導入されました。(昭和初期)。
和歌山県では、気候風土が適していたこともあり、・市場からも新鮮で品質が良いと高く販売されたようです。このため栽培面積は年々増加し大きな産地となりました。

「うすい」は元来、在来種が栽培されていましたが、生産者の努力、和歌山県等の指導機関により栽培技術の向上が図られ、その品質の良さから「紀州うすい」の名前で販売されています。
「うすいえんどう」は、和歌山県の気候を生かし、ハウスでの栽培などにより、毎年10月後半から翌年の6月初めまで長期にわたって出荷されます。

3月から5月がピークです。
「うすいえんどう」はサヤごと食べる他の豆頬とは違って、未成熟な「実」を食べるえんどう豆です。
莱はうぐいす色で、豆は鮮やかな緑色で皮が薄く、ホクホクしたおいしさが特徴な「うすいえんどう」はたんばく質をはじめ、βカロテン、ビタミンBl・B2・Cを多く含み、カリウムや食物繊維、鉄も豊富に含まれています。
またオレイン酸やリノレン酸などの不飽和脂肪酸も多く、血液をサラサラにしたり、血中コルステロール値を下げる働きが期待できます。
むいた実は冷凍保存も容易にできることからシーズンオフでも順次使っていける優れものです。
豆類(さやえんどう)は、国内では和歌山県と鹿児島県は大きな産地となっており(約4割を占めています)、両県で連携して販売していくよう話し合っています。
和歌山県農業協同組合連合会では日本記念日協会に、5月4日を「うすいえんどうの日」に登録申請していましたが、このたび認定されました。
これは、収穣期がピークとなる 5月のゴールデンウイークの頃で、2007年から「みどりの日」になる、5月4日を「うすいえんどう」のさわやかな緑を重ね合わせてこの日にしました。

えんどう豆 レシピ

 
うすいえんどうの
卵とじ
絹さやえんどう・うすいえんどうのケーキずし うすいえんどうと
さやいんげんとオランダえんどうのパエリヤ
うすいえんどうの
炊き込みご飯

和歌山県の中晩柑 清見と八朔

中晩柑は、年明けの1月以降に成熟する柑橘類です。
中晩柑にはデコポン、いよかん、はっさく、清見、甘夏、せとか、などがあります。
皮が厚く、皮の中につぶつぶの果実と強い酸味がぎっしりと詰まっています。
育成上、温州みかんより冬季には高温が必要なので、黒潮に面した温暖な中・西日本が産地となっており、和歌山は代表的な産地の一つです。


 <清 見> 

清見は、温州みかん(宮川早生)とオレンジ(トロビタオレンジ)の交配種です。
温州みかんの甘味とオレンジの香りをもち、果皮は黄橙色で果肉は柔らかく、そして果汁も多く含んでいます。また、果実一つ一つに袋をかぶせ越冬させ、出荷直前まで採果せず樹上で完熟させるため、温暖な気候風土でなければ品質の良い果実ができなく、栽培が非常に難しい果物です。

厚い皮の中は柔らかい果肉でとてもジューシーです。
和歌山県では、昭和50年代前半に導入され、現在はありだ地区を中心に県内全域で栽培されています。
〜機能性〜
清見の色素成分であるβ−クリプトキサンチンには抗がん作用があるといわれます。
また、風邪や感染症などを予防するビタミンCが豊富に含まれています。
平成18年産県内生産予想量と出荷計画量について
  ○生産予想量:4,900トン(前年比91%)
  ○出荷計画量:2,800トン(前年比98%)
(今後の出荷見通しについて)
本年産は、生育期である夏〜初秋にかけて降雨が少なかったため、果実肥大が抑制され、やや小玉傾向です。
出荷は、2月下旬から始まり、3月に最盛期を迎え4月中旬頃まで続きます。


 <八 朔> 

八朔は、温州みかんと並び日本特有の柑橘類で、広島県因島市で発見され、旧暦の8月朔日頃より食べられることから、八朔と名付けられたそうです。
温州みかんの更新作物として栽培されることが多く、生産地も温州みかんと同地域になっています。その中でも、全国生産量の内約60%が和歌山で生産されています。
そして、収穫期により名称(品種)も異なります。

   @早生及び普通八朔:年内に収穫し、完熟させてから出荷したもの
   A木成八朔:2月頃迄木に成らせたまま、ギリギリまで完熟させたもの
   B五月八朔:4月迄木成りにしたもの
   C紅八朔:普通八朔に比べ果皮が淡橙色で果汁が多く糖度が高い

〜機能性〜

八朔には、ビタミンCとビタミンPが豊富に含まれています。成人が八朔を一個食べると、一日に必要なビタミンC量を摂取することが出来ます。
また、八朔の苦味成分であるビタミンPは高血圧予防に効果があると言われ、果肉よりじょう嚢に多く含まれています。

平成18年産県内生産予想量と出荷計画量について
   ○生産予想量:26,500トン(前年比90%)
   ○出荷計画量:10,200トン(前年比95%)

  (今後の出荷見通しについて)
本年産は、生育期である夏〜初秋にかけて降雨が少なかったため、果実肥大が抑制され、やや小玉傾向です。また、暖冬傾向で酸切れも良く、全般に前倒し出荷となっています。
3月は、普通八朔(中旬頃迄)・木成八朔が中心、4月は五月八朔中心の出荷となります。


もっと 
八朔 

朔日の由来
八朔(はっさく)とは八月朔日(ついたち)の略で、旧暦の八月一日のことです。(今年は新暦9月11日です。)朔(さく)とは「月と太陽の視黄経が一致する瞬間」のことで、その瞬間を含む日を朔日と云い、旧暦(太陰暦や太陰太陽暦)では朔日は月の最初の日(一日)だと定められています。
このため太陰暦や太陰太陽暦では、朔日は必ず新月で月が見えません。朔日「1日(ついたち)」とした旧暦を継いで、「朔」自身にも「ついたち」という意味があり、現在も朔日(ついたち)とも書かれます。

八朔の由来
八朔とは、八月一日のことを指し、夏から秋への季節の変わり目にあたるこの日は五節供に次ぐ嘉日(おめでたい日)とされました。古くからこの日は稲の豊作を願う行事が各地で行われ、(早稲の穂が実る頃に当たるので)、農民の間で初穂を恩人などに贈る習慣がありました。このことから、八朔は別名「田の実(たのみ)の節句」とも言いました。やがて「たのみ」を「頼み」にかけ、 「日頃お世話になっている(頼み合っている)人に、その恩を感謝する」意味で、武家や公家の間でも贈り物をすることが広がっていきました。鎌倉時代にはこれを八朔の贈答といいました。(お中元の始まり)
天正18年(1590年)の8月1日の八朔の日、徳川家康は初めて公式に江戸城に入城したとされています。このことから、江戸幕府はこの日を正月に次ぐ祝日としていました。

果物の八朔
国内での八朔栽培は、江戸時代(1860年ごろ)末期に広島県因島市田熊町の恵日山浄土寺の境内に偶然実生として発生したものを住職の恵徳上人が発見し、(旧暦)8月1日より食べられることより「八朔(ハッサク)」と命名されました。1902年に「八朔ザボン」の名で本種が初めて発表され、因島では1910年ごろから栽培されるようになりました。その後1925年頃から広島県で、また戦後の1950年ごろより徳島、和歌山、熊本などの諸県でも多く栽培されるようになっています。
はっさくは、現在、果樹王国和歌山県の特産品のひとつとなっており、生産量も全国の60%を占めるに至り、他地域の追随を許しません。現在和歌山では紀北〜日高地方までの広い地域で八朔の栽培が行われています。

五月(さつき)はっさく
はっさくは通常12月に収穫され、年明け早々に出荷されるのですが、この五月はっさくは樹上で越年し完熟してから出荷されます。そのため、普通のはっさくより糖度が高く酸味が少ない味に育ちます。ちょうど春先の4月5月頃が食べごろになるので、五月の冠をつけて「五月はっさく」と呼ばれます。

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